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【うつ病 ⑥】人生の転機 ~派遣社員から正社員~


こんにちは、ピピです。
今回の記事では、“派遣社員からその後”についてお伝えします。

これまでの社会復帰は 👉こちらの記事 に記載しています。

一年間の引きこもり生活の後、うつ病を患ってから初めての社会復帰をしました。なんとなく決まった派遣社員。そしてなんとなく始めた行政書士の勉強。なんとなくが変わっていく様子の体験と感想を書きたいと思います。




派遣から正社員



派遣社員の様子


私が登録した派遣会社は世界最大級の人材派遣“マンパワーグループ”です。こちらの会社はキャリア・カレッジのプログラムが無料で受けられたり、福利厚生がとても充実しています。日本初の派遣業。おすすめです!

さて、仕事と私の様子。
緊張が高まる中、4月1日からフルタイムの仕事が始まりました。某外国タバコメーカーの販売促進営業(営業補佐)の業務。煙草を取り扱う店舗を周り、キャンペーン等の設置フォローを行う仕事です。各地域(テリトリー)を担当する12名の営業から指示が入り、その通りに周ります。したがって、毎日向かう先が異なります。合計で約1000店舗ほどです。

毎日キャンペーンがあるわけではなく、新商品も数カ月後なので、フォロー(整理や挨拶)業務が多かったです。また、営業が我々派遣社員にどこまで任せて良いのか定かではなく(派遣導入が初めて)、それぞれがお試しのように感じました。車の乗り降りと人との関わりがメインなので、引きこもっていた私には身体とコミュニケーションのリハビリになりました。また、毎日ネクタイを締めて身支度を整えるのも大事でした。

基本、単独行動なので気楽であり、自分で店舗訪問のルートを決められます。また、直行直帰でしたので縛りが無くて私には合っていたと思います。しかし、あくまでもフルタイムなので自宅で過ごす時間は疲れていて行政書士の勉強が進まない日が続きました・・・。


一年と一カ月の継続


夢や目標は無く、楽しさも味わえませんが、少しは自信を取り戻していました。


正社員の様子


生真面目な性格が派遣社員の評価に繋がりました。※有難くユニットマネージャー(営業統括)にS評価をいただいたらしいです。そのおかげで全国の派遣社員に新たな業務を任せるためのテストパイロットに選ばれます。しかも、二度。店舗巡回の効率化を図るスマホナビ導入と自販機操作です。

テストパイロット・・・
新たな業務・・・
時給が変わるわけではないので難しいところです。

そのテストパイロットにはディレクター(役員)とユニットマネージャーが同乗し、何とも言えない空気の中、業務をこなしました。

真面目の継続が功を奏す

※ここからはグレーのお話です。

彼(私のこと)は営業にいてもらった方が良い

そんな一言をいただいて、トントンと話が進みました。正規登用型の派遣では無いので、自ら派遣を退職して、正社員の採用試験。

面接の一部で営業のロールプレイングを行いました。

【課題】100円の傘しか置かないお店に、100円より高い傘を取り扱ってもらう
※設定は自由

私は梅雨の時期に晴雨兼用傘を5掛けに設定して売り込みました。想像のマーケティングの様子も伝えながら提案できたので楽しかったです。また、クロージングからその後のフォローまで確認されたので、営業経験のない私には少し勉強になりました。

そして某外国タバコメーカーの正社員になってしまったのです。営業経験3年と英語力が必須の会社であり、受験資格に達していませんが、一生懸命であれば道が拓くことを体感しました。

給与は倍以上に跳ね上がり、仕事は外資の数字という大変な人生改革です。


行政書士の試験





派遣社員として働き始める前の3月から11月の試験に向けて少しずつ勉強。東京法経学院の「最短合格講座」動画付き教材では、分かりやすく、インプットからアウトプットの順序で進めました。しかし、過去問を解くと浅く広くでは通用しないと痛感し、働き始めた4月から少しずつ挫けるようになっていきます。
※1日3時間の学習時間の確保ができれば大丈夫だと思います。

そのうち、一日置きなど勉強時間が削れていってしまいました。もともと激短期集中型のタイプであり、教員採用試験の時は一日10時間の学習を二カ月実践して仕留めました。今回はフルタイム勤務なので困難だったと思います。

模試を重ねて「諦める範囲」を選定します。

そして11月の本試験。
民法と行政法はなんとか7割ほど取れましたが、商法や基礎法学、一般知識が悪い結果でした。特に一般知識は想像以上に難しかったです。歴代の総理(古い)時代に施行した法律などが5択で出題し、手がつけられません。

不合格

一年に一度しかない試験が不合格となり、気持ちが一気に下がりました・・・。試験が終わってから有給をガツンと使い、北海道の旅行をしました。


年が明けても勉強はストップさせて、気持ちの整理です。


ピピの振り返り


行政書士の試験は甘くなかったです。フルタイムで働く中で難関の資格を取るには相当な覚悟が必要だと思います。ピピは悔しい思いが強かったですが、前年の引きこもりと比較すると、前に向いているのは確かです。また、その後に想像していなかった正社員の道。新たな道を拓いたので、ある意味合格だったと思います。

年収が元通りになり、人生の転機。その後は・・・。


次回は自立支援医療制度の利用についてお伝えします。

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